Mari's法律事務所(弁護士Mariのブログ)

弁護士芝田麻里の日々をつづります。感じたことなどいろいろ。法律に関する情報も発信していければと思います。

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「調停」とは?

いちおう,前々回の続き的な感じで。


前々回は調停って何?


ってところで終わったのでしたが,「調停」って何


「調停」とは,

まず,どこでやるかっていうと,裁判所で行われます。

何をするか,っていうと,本人どうしの話し合いです。

それじゃあ,ふつうの話し合いとどう違うのかっていうと,

「調停委員」という人達が本人の話をそれぞれ個別に聞いて,

相手に,相手の方はこう言っていますよ,と伝え,

また,伝えるに際し,専門的意見を踏まえ,アドバイスしたりします。


つまり。


「調停」とは,

裁判所で,

調停委員が2人の間に入って,それぞれに言い分を聞き,

相手に相手の言い分を伝えながら

話の整理をして,ときには専門的意見も踏まえてアドバイスをしながら

お互いの歩み寄りを促し,お互いの合意点を探る制度

ということになります。


まあ,ケンカしてお互い熱くなってしまうと

なかなか相手の言い分を冷静に聞けなくなったりするよね

でも,お互い相手の言い分を冷静に聞けば,

相手の言い分に納得することもあったりして,

意外と解決したりするんだよね。

でも,本人達だけだとなかなか冷静に話し合えないから,

専門的知識もある第三者が二人に間に入って,話を整理して,

法的アドバイスもしながら聞くから,

じっくり話し合ってみようよ。


という制度です。


さらに。


せっかく裁判所を利用して,合意点を見つけたんだから,

これを文書化して強制力を持たせてしまおう。


というところに

「調停」という制度の特色があります。


つまり,調停でお互いに合意した内容を 「調停調書」

という文書にします。

そして,この「調停調書」に書いてある内容について判決と同様の効果を

持たせようというものです。


たとえば,離婚の調停を行った場合に

夫が妻に対して慰謝料200万円を払う合意ができたとします。

それなのに夫が妻に対して200万円払わない,という場合。


ふつうの話し合いなら,約束を破った!といって怒るだけですが,

調停調書に「夫は妻に対して200万円支払う」と書かれている場合には

妻は,夫に対して強制執行をかけて200万円を支払わせることが

できるのです。


というわけで。

「調停」という制度は,

第三者が二人の間に入って話し合いをして,

合意ができたら合意の内容を「調停調書」にして,

その「調停調書」に強制力を持たせる制度

ということになります



以上,調停の説明でした~


おつかれさまでした



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プロフィール

Mari

Author:Mari
弁護士 芝田麻里
株式会社 事業承継・M&A支援センター 代表取締役
一般社団法人 事業承継研究会 代表理事
事務所所在地 東京都中央区銀座5-10-6
事務所HPへはリンクからドウゾ!

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